晴れた春の日には
趣味は人柄を映す鏡
プロフィール欄にはよく「趣味」が書かれますよね。
それは自分を表現する手段の一つであり、人となりが見えてくるからです。
私自身も初対面の人には、「趣味は何ですか?」「休日はどう過ごしていますか?」とよく聞きます。
その人がどんな人生を大切にしているか、どんな価値観を持っているかが垣間見える瞬間です。
共通の趣味はあれば嬉しいけど
恋人やパートナーを選ぶとき、「共通の趣味があるかどうか」は話題になりやすいポイントです。
確かに話も弾みやすく、一緒に楽しめる時間が増えるのは魅力的です。
でも私は、共通の趣味がなくてもまったく問題ないと思っています。
なぜなら、趣味は「自分の時間の過ごし方」だから。
自分が大切にしたい時間を、それぞれのやり方で過ごせることも、心地よい関係の一つの形だと感じています。
本当に大切なのは「感性」と「価値観」
それよりももっと大切だと感じるのは、「感性」や「価値観」が合うかどうかです。
話が合うとか、笑いのツボが似ているとか、そういった感覚の一致があると、一緒にいて自然と心が落ち着きます。
違和感なく過ごせる相手。それこそが、私にとって理想の関係性です。
季節の美しさを共有できる人
たとえば、春の晴れた日。「今日は桜が満開らしいよ。見に行こうか」と自然に出かけたくなる。
そんな時、相手も「行こう!」と気持ちよく言ってくれる関係がいい。
どちらかが季節や自然に興味がなければ、その気持ちは共有できません。
満開の桜を見て、「きれいだね」と言い合える。そんな小さな感動を一緒に味わえることが、何よりの幸せです。
心が共鳴する関係を大切に
趣味が合うかどうかも大切なこと。でも、それ以上に「心が共鳴する関係」が大事だと私は思います。
言葉にしなくても通じ合う感覚。自然を美しいと思える心。
そんな価値観を分かち合える人となら、きっと穏やかで温かな時間を過ごせるはずです。