2025-03-17
花粉症
■付き合って早々の“まさかの告白”
交際して間もない頃、旦那さまから真剣な表情でこう言われました。
「言っておかないといけないことがある」と。
その言葉のトーンに、浮気の告白?借金?と勝手に想像して身構える私。
ところが、出てきた言葉は――「花粉症やねん」。
拍子抜けするような一言に、思わず力が抜けてしまいましたが、
今思えば、それは確かに“言っておくべき重大なこと”だったのです。
■知らなかった…花粉症の本当の大変さ
私はそれまで花粉症を経験したことがなく、正直軽く見ていました。
ところが、春が近づくと旦那さまの様子が激変。
鼻にティッシュを詰めてマスク姿、ティッシュの山、突然のくしゃみ…。
そして、仕事から帰宅するやいなやソファでぐったり。
目には見えない花粉に、これほどまでに苦しめられるとは想像以上でした。
毎年の恒例行事のようにやってくる“花粉シーズン”は、
我が家にとっては体力も気力も奪われる戦いなのです。
■本人にとっては死活問題だった
当時はそこまでの深刻さと思わず聞いた「花粉症やねん」という告白。
でも実際に生活をともにするようになると、その大変さが身に染みます。
食事も会話も集中できない日があるほどで、
本人にとっては命に関わる…とまではいかないまでも、
確かに「付き合うなら理解しておいてほしい」大問題だったんだなと実感しました。
■花粉症は家族の理解がカギ
花粉症は単なる季節性の症状ではなく、生活の質を大きく左右するもの。
パートナーとしては、つらい時期をどう快適に乗り越えられるかを
一緒に考えてあげることが大切だと感じています。
市販薬や空気清浄機、花粉をブロックするアイテムを活用したり、
時にはそっとティッシュを差し出すことも、愛情のひとつかもしれません。