自分らしさに誇りを持つ
■メイクは“誰かの言葉”から始まった
私が化粧を始めたのは20歳。
「成人になったんだから」と、義務のようにメイクを始めました。
でも21歳の頃、同僚にこう言われたのです。
「してもしなくても一緒。化粧品代の無駄やん」
ああ、そうなんや…と思ってすっぴん生活に逆戻り。
何も考えず、人の言葉に揺れてばかりの私がそこにいました。
■再び始まったメイク生活、そのきっかけもまた“人の声”
時は流れて28歳。
今度は友達に言われました。
「もう歳やから、すっぴんは肌に悪いよ」
そうかも…と、ようやくファンデーションを使い始めます。
30歳になると、親切な化粧品屋さんのお姉さんにアドバイスをもらい、
ようやくアイメイクなどもまともに始めるようになりました。
でもどのタイミングも、「自分がしたいから」ではなく「誰かに言われたから」。
■好きな人に合わせすぎて、自分を見失う
好きな人が「ミニスカートが好き」と言えば、真冬でも脚を出し。
「ロングヘアが好き」と言われれば、痛んでも切らずに伸ばす。
人に「アホちゃうか」と言われるほど、従順な恋愛スタイルでした。
今思えば、自分を大切にしていなかったなと。
誰かの好みに寄せてばかりの人生って、すごくもったいない。
■本当に大事なのは、外見じゃなく“中身”
服装や髪型なんて、結局は“つまらないこと”。
本当に大切なのは、私そのものを受け入れてくれる人に出会えるかどうか。
たとえ、地割れレベルのおならをしたとしても(笑)
「そんなお前が可愛い」と笑ってくれるような人。
“ありのままの私”を愛してくれる人。
■自分らしくいることで、愛される
もう、誰かの言葉に揺れすぎるのはやめました。
私の人生は、私が主役。
だからこそ、これからは**“自分の意思で選ぶ人生”**を歩いていきたいのです。
誰かの好みをなぞるのではなく、
自分らしさに誇りを持って。