女の価値
■美人じゃないけど惹かれたと言われた
私は、誰が見ても“とびきりの美人”ではありません。
スタイルがずば抜けていいわけでもない。
何かが特別目立つわけでもないんです。
でも、過去に男性からこう言われたことがあります。
「何がどうってわけじゃないけど、なんか惹かれるんよね」
若かった私は、その言葉の意味を深く理解していませんでした。
けれど、大人になった今では少しわかる気がします。
■“女の価値”は外見じゃない?
私は「女の価値は、どれだけ面白いか」だと豪語していたこともありました。
これは私の持論ですが、
綺麗だとか可愛いだとか、そういうのは一時的な評価。
でも「面白い」は、内面的なその人の個性。
正直、「負け惜しみ」や「強がり」だと言われることもありました。
でも私は自分の強みを前面に出していました。
■家庭に“面白い人”は毎日いらない?
ある時、自分の面白さを売りにして
「家にこんな面白い人いたら楽しいよ?」とアピールしたことがありました。
その返事が…
「毎日は要らんわ」
…うん、まぁ、確かにね(笑)
面白さって、ほどほどがいいのかもしれません。
■“喋る人がいい”という人もいる
そんな私でも、夫からはこう言ってもらえました。
「喋る人がよかった」
これは奇跡なのかと天を仰ぎたい気持ちになり、
私にとっては大きな喜びでした。
自分のままを受け入れてくれる人って、
ちゃんとこの世の中には存在してるんだなと思いました。
■女の価値=「これが私!」と言いきれること
外見や肩書きじゃなくて、
「これが私なんです!」と胸を張って言えることが、
女としての本当の価値なのかもしれません。
他人と比べず、自分だけの魅力を信じること。
それが幸せへの第一歩です。