2024-12-12
光の舞台になるには まだ少し明る過ぎて
色とりどりの花たちに会いにベゴニア館へ入る
通りすがりのおばさまが写真を撮ってくれる
『仲良く、仲良く』の声にのせられて初めてのツーショットが
まるで恋人どうし
窓の外を見れば星空 さぁ参りましょう
水面に映る景色がキレイ鏡池
ホタルのアーチも素敵に輝く
平日のおかげで人も少ない
二人の時間がゆっくりと流れる
友達に聞いたことのある青のアーチ
教会に向かってくぐると その二人は幸せになる
一緒に歩いてと手を引いて二人で歩く
教会の裏まで出ると そこにはイルミネーションの川
ずっと遠く川は流れてる
そのずっと先を見ながら 今日一日が楽しくってよかったと思えた
少し視線を感じて横を向く
彼は、一呼吸おいて『付き合って下さい』
その言葉に涙がこぼれる
嘘のような現実が今ここにあった